宣伝ふたつ

当社2006年夏期ツアーの募集が始まりました!!!
使用ボートは引き続きマディバル7号の予定ですが、順調に進んでいるサザンクロス号の裁判次第では、サザンクロス号の復帰も十二分に考えられます。
各旅行会社、当社HPでお申し込み受付中です!!!

↑とまあ、露骨な宣伝はこれくらいにしておいて・・・

今年もマリンダイビングフェアの季節がやってきました。今年は4月7日〜9日にかけて池袋サンシャインシティで開催です。当社エスパシオも、他サービス様と一緒に出展いたしますので、ぜひぜひ遊びにきてください。当社からはスタッフののり子が3日間、ブースに詰めている予定です。
プレゼント等はございませんが、会場で申し込むと割引になるツアーや、当社の些細なパンフレット、そしてのり子の「引き笑い」をご用意しております。

ジンベエ確率が

maldives2006-03-19

え〜〜っと、最近いい歳してmixi日記にハマっているせいか、こちらのブログの更新頻度が遅れがちになってます。申し訳ありません。

で、申し訳ありませんと言えば、ジンベエザメですよ。ベージン。12月のツアー開始よりのジンベエ成績が7勝5敗(スキン、スクーバ等、船上から以外のスタイルで大多数のゲストがジンベエ見ることができたツアーを”勝”としています)乗船されたにもかかわらず、ジンベエをゲットできなかった皆様、大変申し訳ありませんでした。
でも、71%の遭遇率ですから、世界的にはとってもまあご立派、な成績ではあるのですが、昨年までの90%以上の高確率から比べるとやや遜色が見られるのも確か。また蛇足ながら、他のサファリボートの中には確率50%〜60%というところもあるくらいですから、当ボートはかなり善戦している方なのだ、ということも声を大にして言いたいところではあります。

でまあ、宣伝はこれくらいにして、では、ナゼ、ジンベエザメ様が出にくくなってしまったのか、ということについてつらつらと書いてみたいと思います。

まず、かなり大きい要因として、ヨーロピアン向けサファリボートがジンベエ探しに目覚めた、というのがあります。以前、水面からひたすらジンベエザメを探すのは、ブルーKサファリさんや、当社サービスなど、いわゆる日本人向けサファリボートがほとんどで、ヨーロピアン向けサファリボートはジンベエサーチに興味を示さなかったのです。ですが、昨年辺りから、ジンベエザメの旨味に目覚めたEU諸国の方々が、大挙してジンベエザメの出現エリアに訪れるようになったのです。当然、水面は混み合い、ジンベエが見つかると、そこにサファリボートが群がる、という光景が繰り返されることになりました。

また、今年はジンベエザメが出るエリアが非常に限られたところに出現する傾向があるので、ボートラッシュアワーには拍車がかかってしまいました。

そういった要因の他には、水温がやや低めを推移していることも気になるところです。例年よりも低めの水温は、プランクトンの出現に若干の混乱をもたらし、ジンベエザメやマンタなどにはあまり良い影響を与えないのでは、と個人的に感じています。

ではでは、この局面は打開されるのでしょうか。

まずまず、ヨーロピアンゲストについてですが、彼らは毎年1月〜3月に集中してモルディブに訪れる傾向があり、4月以降はモルディブへの渡航者が減少するのが一般的なパターンです。なので、今年乾期のようなサファリボートラッシュ、とりあえず来年までは忘れていいのではないでしょうか。来年乾期のことは、もうちょっとしてから考えましょう(笑)

問題は水温ですね。う〜ん、こればかりは何とも言えないんですが、ここ数日の水温を見ている限りでは、ちょっとずつ、ジワジワと水温が上昇してきているように思われます。もちろん、これだけの資料で即断することはまだできないのですが、少しだけ光明が見えてきたんじゃないかなぁ、とポジティブに考えるようにすることにしました。

ここのところ船上でジンベエザメに関しては弱気発言を繰り返している私ですが、その場その場で考えられる最高のジンベエサーチをデータに基づいておこなっています。これからも頑張りますね〜。

しみしみ

maldives2006-02-25

1月22日の日記で書いた、浅場ジンベエ君の写真があがってきました。
「のーん」って感じで伸びきって写っている姿に萌えてしまうのは僕だけでしょうか。もちろん、他にも30枚ほどのカットはあるのですが、このカットが一番お気に入り。
他のカットはこれから小出しにしていこうかな、と姑息なことを考えてます。

で、肝心のアリ環礁ジンベエ状況ですが、ここ3週間ほど続いていた不調からやっと脱したようです。前回のトリップではスノーケリングで3回、ジンベエ君と遭遇することができています。ただ、ボートによってはジンベエと遭遇できなかったところもあるので、「ベスト」とは言い切れない状況なのは確か。

ジンベエを探す「眼」と、スタッフ・ゲストの「運」が試される時期と言ってもよく、実はひそかにワクワクしていたりします。これってM男?

*タイトルの「しみしみ」はジンベエ君のお腹のこと。意外とバッチイっすね。

バブリーバブリー

maldives2006-02-11

実はワタクシ、「バブルリング」がとっても苦手だったりします。

バブルリングとは、タバコの煙みたいに息を吐き出して水中で輪っかをつくる、アレですな。

安全停止の時とかに、気の利いたガイドさんがバシっとキメていたりするとカッコイイんですが、私がつくるとなんだか貧弱なバブルリングしかできないのです。「水の動きの緩やかなところで」とか「顔を水面と平行に」とか、基本的なツボは押さえているつもりなんですがね〜。私のモノは「大きさ」、「持続時間」ともにダメダメなんです。バブルリングEDなんです。

やっぱり、幼稚園児代から親が眉をしかめるほどに不器用だったのが影響しているんですかね。あ〜。

プライベートで潜ることはほとんどないのでこっそり練習ってワケにもいかないし、安全停止中などにゲストの眼前で思い切ってやるほどには度量がないし、タバコを吸うのをやめたので、陸上シャドートレーニングもできないし・・・。

一度でいいから、自分でつくったバブルリングで「輪くぐり」してみたいな(結構切実)

写真はEDバブルリング by SHOHEI

潜水時間32分・最大深度5.8m

maldives2006-01-22

2週間ぶりの書き込みです。
今回は、個人的にちょっと嬉しかった出来事について書いてみましょう。

先週のツアー2日目のことです。
この日はジンベエが次から次へと現れて、まさに「ジンベエラッシュ」となった日でした。その中の1匹のジンベエ君が、とっても「イイ奴」だったんです。
とりあえず、このジンベエ君のことを”ジン君”と名付けましょう。

このジン君、発見時はかなりの浅場をボヨーッと漂っておりました。
通常、こういうケースでは3点セット装着のスノーケリングでジンベエウオッチをするのですが、このジン君発見時はダイビングのエントリー直前。全員が重器材を装着した状態でした。

ここでガイドは悩みます。重器材を装着した状態では、泳ぐスピードが極端に遅くなるので、ジンベエのウオッチ時間が短くなるし、排気エアを嫌うジンベエが多いのも確か・・・んでも、重器材をいったん脱装してスノーケリングの態勢に変更するには、エントリーまで時間がかかるし、何しろゲストへの負担が大きくなるし・・・と。

結局、この日はまだスクーバでのジンベエ遭遇をしていなかったこと、ジン君が茫洋とした性格に見えたことなどを勘案し、そのまま重器材を装着した状態でエントリー!となりました。

で、これが大正解!
このジン君、多数のダイバーに囲まれてもボーッとした状態で、かなりじっくりとウオッチを楽しむことができたのです。僕もニコノスRSを持ってエントリーし、浅場を漂うジン君を篠山紀信なみの熱さで激写いたしました。いや〜楽しい!
で、経過すること数分。ジン君の泳ぐスピードが少しずつUPしてきました。
一緒に泳ぐこちらもスピードを上げますが、ゲストの中には追いつけずに追うのをやめる人も出てきました。追うのをやめたゲストは、他スタッフがケアしています。
気がつくと、ジンベエを追っているのは僕ひとり、という状況になっていました。ジン君は、「追いつけなくはないけど、まずまずのスピード」で水深3〜4mの超浅場をクルージングしています。こちらも併走しつつ、キマったところでシャッターを押します。普段はスキンダイブで、上から眺めることが多い浅場のジンベエですが、このようにスクーバで下から眺めあげる浅場のジンベエってのは、僕にとっても新鮮でした。それになにより、息ごらえなどの心配をしなくていいのが嬉しいところ。ジンベエの進路を先読みして、待ってからじっくり撮影できるのは有り難かったですね。

とまあ、そんなこんなで、ダイビングコンピューターを見ていると、潜水時間は20分・・・。ゲストが気になった僕は、一旦浮上して、近くで待機していたダイビングドーニに確認してみました。でも、ゲスト陣は、すでに他ガイドと一緒に深場へ潜り直しているとのこと。
まあ、これで、後顧の憂いがなくなった僕は、再潜降して再びジン君とのランデブーに。いや〜、これは至福の時でした。ジンベエとマンツーになれることって、なかなかありませんから。

結局、ジン君が深場に消え入るまで一緒に泳いだ僕でした。
浮上後、コンピューターをチェックしてみると

潜水時間:32分 最大深度:5.8m

の表示が。普段、ログはつけても、潜水時間・深度などのデータをつけない僕ですが、このデータだけは保存しておきたくなってしまいました。

*ちなみに、深場へ再エントリーしたゲスト達は、別個体のジンベエと遭遇していました。うむむむむ・・・おそるべしモルディブ

*写真のジンベエは05年に撮影したもの。

2006最新海情報(大物編)

さてさて、新年早々のオヤジネタに続いて、肝心の海関連情報をお届けいたします。

まず、皆様注目のジンベエザメ様について。当社ツアーがお休みしていた2005年10月〜11月期にはジンベエをゲットできなかったサファリボートが続出し、ちょっと心配させられていました。で、12月24日に再開した当社ツアーでも、必死の捜索にもかかわらずジンベエ遭遇ならず・・・期待されていたゲストの皆様には、大変申し訳ない結果となってしまいました。
ですが、12月31日よりのツアーでは、スキン・スクーバ双方でしっかり遭遇。「その前のトリップと足して2で割りてーよ」とガイドが江戸弁でツッコミたくなるほどの充実ぶりでございました。現状を鑑みると、2006年のジンベエは、例年のパターンとはちょっと違う出現傾向があるかもしれません。(出現エリアとか時間帯とか)今後も要注目ですね。

マンタは、12月いっぱいまでマーレ環礁東側でボチボチ出つつ、アリ環礁西側でもチラチラと・・・という傾向が続いていましたが、これからはアリ環礁西側での出現が多くなりそうな見込みです。乾期注目のドンカロティラもこれからが本番です。

で、好調なのがラスドゥ環礁でのハンマーヘッドシャーク。透明度が今ひとつの状況が続いているラスドゥエリアですが、ブリブリとハンマーが出ています。しかも、群れで出現することが多いせいか、かなりの至近距離まで寄れちゃうのです。む〜、今週はガイドを他のスタッフに任せて、カメラ持って入りたいな〜

今年もよろしく!

皆様、明けましておめでとうございます!
松がとれる、とかそういった時期をとっくに過ぎてからのふざけた新年の挨拶となってしまいました。申し訳ありません。

さて、件の「ノリコ・サンタコスプレ」についてですが、当方の誠意ある説得にも首をタテに振ってはくれませんでした。実は昨日あたりまで、船上のゲストからもノリココスプレへの強烈リクエストがあったのですが、やっぱしNG・・・

その代わり、美人女性ゲストがサンタコスプレに身を包んでくれておりましたので、機会がありましたら、彼女たちの悩殺カットをこの場で公開してみたいと計画しております。しかし、アレですな。女性のサンタコスプレって、あのブーツに萌えるんだなぁ・・・などと船上のゲスト(30〜40代男性)とともに、新年早々しみじみ語り合っておりました。

ヒザ上10センチの「絶対領域」を惜しげもなく披露してくれたSさん、Mさん、ホントにありがとう。そして、あなた達がサンタコスプレで注いでくれたお酒、すんごく美味でした。

新年早々、オヤジ入ってます。