新鋭ストロボ、Z240

maldives2006-07-29

今回は水中撮影用ストロボについて。
私、長年にわたってニコン製SB−105を愛用してまいりました。SB−103の頃を含めると15年以上になりますか。
途中、シーアンドシーのYS−200とかYS−300などに浮気をしたこともあったんですが、まあ、概ね、主要ストロボとしてSB−105をずぅ〜っと使用していました。

なのですが、最近、良く故障するんすよ。故障パターンとしては、スイッチ入れても電源が入らない、もしくは電源が入っても発光してくれない、というもの。故障のたびにニコンプロサービスで修理をしてもらっているんですが、毎回支払う数千円〜1万円の修理代が結構シャレにならなかったりします。それに、故障に備えて、予備のストロボも用意していかないといけないという面倒も発生していました。

・・・とまあ、そんな事情から、この前イノン製の最新ストロボZ−240を2個購入してみたんですよ。接続はイノンお得意の光ケーブルを選んでみました。

今週、初めて使ってみたんですが、その感想は・・・

機能がいっぱいありすぎてよくわかんね〜

ハイ、その一言につきます。
私の場合、ニコノスRSや、D−100+ネクサスハウジング、または中判カメラ+ハウジング・・・といった水中カメラを主に使用しているのですが、ストロボ側のTTL機能が今ひとつ理解できない状態ですので、勿体なくも測光システムはマニュアルのみでの使用となっております。

もちろん、使用前には説明書をチェックしてみました。
いやホント、初めてですよ。水中撮影機材の説明書をあれほど一生懸命読んだのは。
「S−TTL」、「アドバンスドキャンセル回路」、「クリアフォトシステム」・・・Z240の説明書にならんでいる、ブードゥー呪文なみに難解な言葉たち。ストロボ背面に満艦飾の如く配置されているスイッチ類にもちょっとびびります。

まあ、これからだましだまし使用していくことにします・・・

最後に、ダイビング前にZ240と格闘していた私を見ていたゲストのコメントを。

「祥平さん、火をはじめて見た原始人みたいでしたヨ」


写メールクオリティで申し訳ない掲載写真・・・左が以前から移用しているZ220、右が件のZ240。私にはZ220でいっぱいいっぱいっす。