さて乾期ツアー!

明日からいよいよ乾期ツアーが始まります。クリスマス/ニューイヤートリップときて、そのあとはアッドゥへ向けてのツアーと、のっけからスペシャルツアー連チャンでございます。

ここでは復習をかねて、モルディブ乾期のポイントをまとめてみましょう。

・透明度がUP!
抜けることは抜けるのですが、ミクロネシアで見られるようなスッコーンと抜けた太川陽介的透明度とまではいかないのが実際のところ。数字でいうと、20−30mあたりが平均的透明度といえますでしょうか。まあでも、雨期と比較すると明らかに透明度は良いですね。


・流れる〜〜〜〜
ハイ、流れます。特にグライドゥコーナーなどは巨大な洗濯機が至る所にあるかのような流れ方をいたします。え、それじゃ、どんな感じで流れるか分からないって?ムフフ、じゃあ、実際にいらして体験してみてください。
ちなみに私は、泳力の衰えをカバーするため、カレントフックなるものを生まれてはじめて作成いたしました。


・イルカイルカ!
グライドゥコーナーなど、チャネルのポイントでイルカ遭遇率が高くなるのもこの時期です。見られる種類はハシナガイルカ。大潮まわりの激流時(!)に確率が高くなるようです。


・マンタ・ジンベエたちは各環礁西側に
乾期、プランクトンイーター達である彼らは、各環礁の西側へと出現エリアをかえていきます。北東からの風が基本となる乾期では、環礁西側は風の裏側にあたるところ。こういったところでは水の動きが少なくなり、プランクトンが多くなる傾向がありますね。で、そのプランクトンをたらふく食べに奴らが来る、と。


・ドン、ドン、ドン、ドンカロ〜(ドンキホーテのテーマソングで)
で、上に続くわけです。運がよければ1ダイブで10−20枚のマンタが狙えるマンタポイント、アリ環礁西部のドンカロティラが期間限定オープンするのもこの時期。実質3ヶ月ちょっとの超短期オープンでございます。


・ランガリマディバルもいいよ〜
さらに上に続いてアリ環礁西部ネタ。ここは世界レベルで有名な乾期のマンタポイント。ランガリヒルトンの目の前というロケーションにありながら、マンタがムリムリ出てきます。しかもジンベエも時折顔を出したりして意外性という面でもインパクト大。当社ビデオに収録されている、ジンベエとマンタ3枚のコラボレーション画像はここで撮影しました。あ、あと、モンツキカエルウオやニシキフウライウオといったマクロも秀逸。


・天気まずまず
雨期と比較すると良好なコンディションになることが多いようです。が、ここ数年は異常気象の影響か、乾期ど真ん中に大スコールに襲われたりすることもるので、ウインドブレーカー等は持参した方が良いかも。