断食月終了&急流シーズン開幕

maldives2004-11-20

終わりました!断食月!!
ラマダン(断食月)終了は先週の土曜日。それから1週間たった今でも街は賑やかな電飾に彩られて、お祭り気分が続いています。
断食終了後の数日間は、日本でいうところの祝日に当たり、お役所はじめ各機関、会社はお休み。このお休みを利用して海外旅行に行ったりするリッチなモルディブ人も増えてきているようです。
そんなこと言ってても、サザンクロスは動いているわけで、我々は断食明けの休暇とは無縁の生活を送っています。

さて、話題転じて水中の方ですが、こちらは本格的な乾期モードになってきました。
今週ツアーでエントリーしたグライドゥコーナー、久々に気合いの入ったインカレトでした。アウトサイドからコーナーにかけてのダイビング前半はまだ緩い流れなのですが、コーナーからインサイドに流れこむ後半がスゴイ。何て例えればいいんでしょう・・・そうですね、行き先の分からないジェットコースター、糸の切れた凧、豊島園ウォータースライダーの無制限版、まあこんなところでしょうか。(どんなところか分かりませんね)
とにかく、雨期の大潮まわりの急流ですら鼻息レベルに感じてしまうほど腰の据わった潮が実感できるシーズンが始まったのです。

急流ということで、パラオのブルーコーナー等と比較されることが多いモルディブのポイントですが、個人的な感想を言わせてもらうと、モルディブの方がややトリッキーな流れ方をするように感じています。潮の早さ自体は双方とも同じ程度だと思われますが、いきなりのアップ・ダウンカレントや外に向かって流れる不規則な潮はモルディブの方が多いのではないでしょうか。

まあ、そうは言っても全てのポイントで流れる、というわけではなく主にマーレ環礁東側のポイントで流れることが多いですね。グライドゥコーナーやランカンリーフ、フラナノースあたりが典型的な「乾期流れて巻かれるポイント」です。

最後に、そのポイントがどれほど流れているか見分ける方法についてですが;
・水面が妙に「まったり」していたり波だったりしている
・エントリー前にガイドが変な汗をかいている
・エントリー前にガイドが妙な笑顔をしている
等の兆候で見分けることができます。