今回はちょっとマニアックに・・・

先週、ツアーの合間に「ちょっとした深場」までコウリンハナダイ亜種を狙いにいってきました。
当社ツアーでは、まずリクエストされないハナダイですので、ゲストにはお見せすることは皆無なのですが、頭上のリング状模様に惹かれて個人的に時々撮影しています。

南マーレ環礁のとあるポイントで狙ったのですが、エントリーが朝6:30!この時間帯の「ちょっとした深場」って、そりゃもう暗い暗い。もちろん、ハナダイが逃げない程度にライトを照らしてくれる撮影アシスタントなどというゴージャスな存在はいないので、レンズポートに装着したターゲットライトで・・・とかやってたら、ターゲットライトが明るすぎてハナダイ逃げまくりの図になってしまい、結局ライト無しで撮影することに。
早朝の深場で小刻みに動き回るハナダイをターゲットライト無しで撮影・・・これはとにかくシャッターを多く切って、少しでも多くの枚数を稼ぐしかありません。「ちょっとした深場」ですので減圧も気になるし・・・ということで、液晶画像でのチェックをせずに、ひたすらシャッターを切ってみました。

んで、上がってからPCに取り込んだ画像をチェックしてみると、嗚呼、ほぼ全滅っす。ヘタヘタです、私。フォーカスがきている絵がほとんど無いんです。

その中でもややマトモな画像が上の絵。・・・と、このカットを見ていてちょっと不思議なことに気がつきました。頭上の模様が「輪」になってないんです。ね、ほら、途中で途切れてV字状になってますよね。通常個体は下のカット(フォーカス甘い上にアングル不安定ですんません)のように縦に長いO状になっていることが多いんです。

う〜ん、何でしょうね。メスからオスへの性転換中の模様なんですかね。もうちょっとこれを追求してみたいんですが、今週はGWツアー・・・個人的な撮影などできるワケがありません。GWツアーが明けると、ツアーは7月までお休みになりますので、このハナダイを撮影できるのはかなり先まで持ち越しになりそうです。あ〜でも気になる。

撮影データ:
ニコンD100
ネクサスハウジング
イノンZ220、シーアンドシーYS20
60分の1、F8