またまた勧誘

またしても勧誘されました。え、何ってかって?
「ダイビングしませんかぁ〜」って、例のアレですよ。
以前は水道橋や池袋で遭遇した彼らですが、今回は何と赤羽駅前でございます。(私の実家にどんどん近づいているような気がします)
以前、ノンダイバーのフリしてショップまでわざと連れていかれたことがあるので(この潜入取材の内容は今度サザンクロスに乗ったときにでも私に聞いてみてください)、今回は「潜入取材」は無し。そのかわり、人を待つふりを装いながら、彼らの勧誘ぶりをウオッチすることといたしました。
勧誘をしているスタッフの数は5〜6人。男女比はほぼ半々、といったところでしょうか。彼らの後ろには、海で撮影されたと覚しき写真を何枚か張ったシートが垂らされています。その写真を見てみると、彼らのツアーで撮影されたらしい記念写真風のものと、魚をメインに狙った水中写真が混在してディスプレイされていました。以前、池袋で勧誘された時にも見かけた、読谷村の「いけすジンベエ」の写真も見られます。
んで、勧誘する彼らは、男性スタッフは女性客に、女性スタッフは男性客に声をかけるという、ダイビングショップ勧誘の王道をいくスタイルでバチバチ声をかけていきます。もちろん、無視されることがほとんどなのですが、それでも私がウオッチしていた15分ほどの間に、男女各1名が勧誘の声に誘われて立ち止まり、詳しい説明を受けるところが観察できました。勧誘に誘われた客がいると、その客をちょっと奥まったところにある例の写真シートのところまで連れていき、詳しい説明を始めます。
離れたところにいた私には詳しい内容までは聞き取れなかったのですが、一つだけ確かだったのは、説明するスタッフがウチの嫁でも卒倒するほどの勢いで喋りまくっていたこと。フツーなら、これだけ勢いよく喋りまくられたら引くだろオイ!、という状況でしたが、何と勧誘された二人は神妙にその口上を聞き入ってます。
ちなみに、この勧誘された2人のうち男性のほうは、紺のスーツを着た会社員風、女性はジーンズにボーダー柄セーター+ベージュのコートという格好をしてました。しかも、二人とも地味〜な顔立ちで、大人しそうな感じです。
結局、彼らはスタッフの説明に同意したところがあったのでしょうか、スタッフに連れられてどこかに消えていきました。

その後、彼らにどのような運命が降りかかったのか、知る由もありません。その勧誘をしていたショップが良心的なところであったことを祈るばかりです。