乾期情報(マクロ編)&WWE!

こんばんは!
曙のWWE参戦表明、良いですね〜。(村西風に)曙はK−1なんかじゃなく、アメリカプロレス向きですよ。・・・以上、格闘技全般には弱いくせに、アメプロだけは好きな祥平の独り言でした。リックフレアー最高!

さて閑話休題。今回は乾期情報第二弾として、旬のマクロなどの見どころについてご紹介しましょう。

***ニシキフウライウオ、カミソリウオなど***
なぜか乾期になるとよく見かけるようになるこの2種。ちなみに英語だと両方とも「ゴーストパイプフィッシュ」で一括りにされております。
さて、現在ニシキフウライウオが見られるのはアリ環礁西側。以前、ランガリヒルトンのダイビングインストラクター、ムーサさんに教えていただいたポジションに、今年もしっかりおります。先週の時点で私が確認できたのは、ニシキフウライウオの大、小、それぞれ1匹ずつ。
ただ、このポイントでは、ほかにもグリーンのカミソリウオ(日本にはいないタイプ)なども出現したりするので気が抜けません。またこのポイントでは、ジンベエザメなども出現するので、そういった意味でも気が抜けません。


***インディアンバタフライフィッシュ***
40m−60m付近に分布することが多い種類ですので、どれだけ浅いところで見つけることができるかが、ガイドの腕の見せどころ。今のところ、とあるポイントにいる個体が13−15m付近に滞在しており、これが「MY最浅」となっています。またクダギリレックでは20−25m付近にいるのを確認いたしました。
ただ、これら浅いところにいる個体はなぜかペアを形成しない「一人もん」が多いのです。古い言葉でいうと「チョンガー」ですな。なぜでしょう・・・・。


***モンツキカエルウオ***
こちらは逆に、どれだけ深い水深で見つけられるかが、ガイド魂の琴線に触れるところ。現在、パネトーネで見つけた18mが「モンツキ最深」です。乾期に訪れるアリ環礁西側では、他エリアよりもモンツキカエルウオの個体数が多いように思われます。例えるなら「萌え」命の方々にとっての秋葉原であるように、モンツキマニアにはアリ環礁西側が秋葉原となるわけです。


***共生ハゼ***
トールフィンゴビー、ドラキュラゴビー、オーロラゴビー等々、定番の共生ハゼたちに関しては、シーズンによる個体数の増減はないように思われます。が透明度の良い乾期の方が、ハゼたちを見つけやすくなるのが面白いところ。個体数の少ないトールフィンゴビーも、透明度が良い状況だとポイポイ見つかっちゃうことがあります。
ただ、透明度が良いと、ハゼの方も警戒しやすくなるのが、ちょっと難点。乾期のハゼへのアプローチは雨期以上に慎重にする必要がありますね。