嬉しい再会

この前のナイトダイブで久しぶりの出会いがありました。
ハナヤサイサンゴの隙間をじい〜っと見ていったところ、おなじみ”眉毛”サンゴテッポウエビのすぐ後ろにに黒っぽい影が・・・よぉ〜くその影を見てみると、ずんぐりした体型に丸い瞳、極度にオドオドした挙動不審な態度・・・、なんとパンダダルマハゼ君だったのです。(正確に言うと、日本のものとは腹ビレの色が異なるバージョン)嗚呼、数年ぶりの出会いでございます。
1997年に世界的猛威をふるったエルニーニョ現象の影響で、モルディブのサンゴは壊滅的打撃を受け、サンゴに寄生(共生?)する生物たちも姿を消していきました。テングカワハギ、アカメハゼ、パンダダルマハゼ等々、姿を見ることが出来なくなった種は結構な数に上ります。
その後のサンゴの回復に伴い、姿を消していた生物たちもちらちらと戻ってきてはいましたが、パンダダルマハゼにはなかなか再会できずにいました。
そんな伏線があったものですから、この時の再会はまさに大感動。ゲストの注意をひくため、周りの迷惑顧みずシェーカーをラッコ鳴らししてしまいました。残念ながら、ガイド中の遭遇でしたので写真は撮れずじまい。でも、モルディブの海が少しずつ昔に近づいてきていることを実感できたナイトダイブでした。

写真が撮れたら、改めてUPいたしますね!お楽しみに!!